エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.314
2014.04.03 更新
文:GDM編集部 池西 樹
OCZ「Vertex 460」シリーズ 240GBモデル「VTX460-25SAT3-240G」 製品情報(OCZ Storage Solutions)/製品情報(株式会社アスク) |
東芝傘下のストレージ専業メーカーとして、再出発を果たしたOCZ Storage Solutions。その第1弾SSDとして、リリースされたのが今回の主役「Vertex 460」シリーズだ。インハウスコントローラ「Barefoot 3 M10」と20nm MLC NANDを採用する、パフォーマンス向けSATA3.0(6Gbps)対応SSD「Vertex 450」シリーズをベースに、NANDフラッシュを定評のある東芝製19nm MLCへと変更。これにより、120GBモデルを中心にパフォーマンスを向上させつつ、1日あたり20GB書き込みに対応する高い耐久性を実現させた。
クライアントSSDのパフォーマンス向けに位置付けられる「Vertex 460」シリーズ。上位モデル「Vector 150」シリーズに比肩する高い性能を実現する |
容量ラインナップは120GB、240GB、480GBの3モデル展開。公称転送速度はモデルにより異なるが、今回検証する240GBモデル「VTX460-25SAT3-240G」では、シーケンシャル読込540MB/sec、書込525MB/sec、ランダム読込85,000 IOPS、書込90,000 IOPS、ダーティ書込21,000 IOPSの高速アクセスを実現。対応機能は、256bitAES暗号化、BCHエラー訂正、ガーベッジコレクション、TRIM、S.M.A.R.Tで、動作環境温度は0℃~70℃、消費電力はアイドル時0.6W、アクティブ時2.7Wに設定されている。
「Vertex 460」シリーズでは、今後既存デザインを踏襲した筐体(画像左)から、新ロゴを配した筐体(画像右)へと変更される予定 | |
「CrystalDiskInfo 6.1.9」の結果。電源投入回数や使用時間の他、総読込や総書込量などの情報も取得できる |