ACアダプタ駆動にネイティブ対応するMini-ITXマザーボード「AM1H-ITX」

ASRock「AM1H-ITX」 市場想定売価7,980円前後 製品情報（ASRock/マスタードシード株式会社）

今回チョイスしたマザーボードASRock「AM1H-ITX」は、「AM1」プラットフォームに対応するMini-ITXモデル。標準的なATX 24pinコネクタに加え、バックパネル部にはDCジャックが設けられ、ネイティブでACアダプタ駆動に対応するのが最大の特徴だ。ACアダプタは、標準的な電源ユニットに比べて効率が高いため、より省電力駆動が可能。さらに発熱源を外部に移動させることで、PC内部の冷却を容易に行うことができる点も小型PCでは大きなメリットになるだろう。

「Full Spike Protection」対応が謳われたパッケージ。サイズはMini-ITXらしく、実測220×210×60mmのコンパクトサイズ

また保護用ICや特殊設計のMOSFETを採用することで、想定外の電圧スパイクによる破損からコンポーネントを保護する「Full Spike Protection」を採用。さらに湿度に強い高密度ガラス繊維PCBや、導電性高分子コンデンサを採用することで、安定性や耐久性に優れた設計とした。

対応機能についての詳細説明が記載されたパッケージ裏面	付属品はドライバCD、マニュアル、バックパネル、SATAケーブル、SATA電源ケーブル

主なスペックは、メモリスロットがDDR3 1600MHz×2（最大16GB）、拡張スロットはPCI-Express2.0（x4）×1（x16形状）、miniPCI-Express×1を搭載。出力インターフェイスはDVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1、D-Sub×1で、インターフェイスはSATA3.0（6Gbps）×4、USB3.0×4、USB2.0×6（フロント×4/リア×2）を備える。