エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.321
2014.04.26 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「AM1H-ITX」を実際に起動して、そのポテンシャルをチェックしていくことにしよう。なおセッション後半では、LGA1150プラットフォームのローエンドモデルIntel Celeron G1820Tと、Socket FM2+プラットフォームのローエンドモデルA4-6300を用意して、Athlon 5350とのパフォーマンス比較も行っていく。
Athlon 5350の「CPU-Z 1.69」の結果。コア数、キャッシュ容量、動作クロックなどすべてスペック通りに識別できている | Memoryタブを確認すると、動作クロックは“1,600MHz”(取得値は800MHz)、チャネルは“Single”動作であることがわかる |
「GPU-Z 0.7.8」の結果。GPUクロックなど一部で正常な数値が取得できていないが、SP数は“128”、メモリクロックはメインメモリと同じ“1,600MHz”(取得値は800MHz)で認識されていた | |
LGA1150プラットフォーム向けマザーボードは、Intel H81 Expressチップを採用する「H81M-VG4」。コストパフォーマンスが魅力の製品で、CPUにはHaswell世代の省電力モデルCeleron 1820Tを組み合わせた | |
Socket FM2+プラットフォーム向けマザーボードには、先日詳細レビューをお届けした「FM2A88X-ITX+」を用意。Richland世代のローエンドAPU A4-6300を組み合わせた |
「AM1H-ITX」のUEFIは、以前詳細レビューをお届けした「Z87 Extreme4」と同じ、マウス操作に最適化されたインタラクティブなUEFIを採用する。省電力プラットフォームということで、チューニング項目はシンプルだが、温度に合わせて回転数調整ができる「FAN-Tasticチューニング」やPC内の湿気を除去する「Dehumidifier」、インターネットへのアクセス時間を制限できる「Online Management Guard」(OMG)などのオリジナル機能が多数実装される。なお各項目は、UEFIのバージョンによって異なる可能性がある点には留意してほしい。