「Super Alloy」仕様の12フェーズデジタル電源回路

ここからは画像を中心に「Z97 Extreme6」を詳細に確認していこう。PCの安定動作に重要な電源回路は、デジタル制御「Digi Power」仕様の12フェーズ構成。さらに「デュアルスタックMOSFET」や「プレミアム合金チョークコイル」、「12Kプラチナコンデンサ」を実装することで、発熱を抑えるとともに円滑な電力供給を行い、高い安定性とオーバークロック耐性を実現している。

電源回路には大型のアルミニウム合金製ヒートシンクを搭載。ソケット周りのクリアランスも確保され、CPUクーラーの対応に困ることはないだろう
光沢のある「プレミアム合金チョークコイル」と2枚のMOSFETを積層させた「デュアルスタックMOSFET」で構成される電源回路
電解コンデンサはゴールドメッキの「12Kプラチナコンデンサ」が採用される	PWMコントローラはIntersil「ISL6379」
CPUソケット左に配置されたヒートシンク。サイズは実測で約112×45×30mm
CPUソケット上に配置されたヒートシンク。サイズは実測で約87×27×30mm

Intel「9」シリーズの最上位チップIntel Z97 Express

搭載チップセットは、Intel「9」シリーズ最上位のIntel Z97 Express。Haswell版「K」シリーズや、今後登場予定のDevil’s Canyonを使えば、存分にCPUのチューニングを楽しむことができる。

実測約64×97×4mmの大型ヒートシンクで保護されたIntel Z97 Express。TDP4.1Wの低消費電力チップで、パッケージサイズは23×22mm
都合2本のネジで固定されているヒートシンク。コア接触部には熱伝導シートが貼り付けられていた