エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.331
2014.05.30 更新
文:GDM編集部 池西 樹
メモリスロットは、デュアルチャネル対応のDDR3×4本で、最大32GBまで増設可能。対応クロックは3,000MHzで、検証機のUEFIには4,000MHzまでの設定が用意されていた。またメモリ端子には15μ厚のゴールドメッキを施すことで、酸化を抑え安定したデータ転送を可能にしている。
CPUソケット側からDDR_A1/A2/B1/B2の並び。2枚で使用する場合には、A1/B1またはA2/B2を使用する | |
UEFIに用意されていたメモリクロックは、800~4,000MHzまでの20段階 |
ストレージインターフェイスは、Ultra M.2(32Gbps)×1、M.2(10Gbps)×1、SATA Express(10Gbps)×1、SATA 3.0(6Gbps)×6(チップセット内蔵)、SATA3.0(6Gbps)×4(ASMedia ASM1042AE)、eSATA3.0(6Gbps)×1(ASMedia ASM1042AE)と多彩な構成。SATA3.0(6Gbps)にはRAID機能も実装され、高信頼・高速ストレージ環境を構築できる。
「Z97 Extreme6」のオーディオ回路は、SN比115dBのRealtek製DAC「ALC 1150」とTexas Instruments製高精度オペアンプ「NE5532」×2で構成される「Purity Sound(TM)2」。コンデンサにはリーク電流10μAのニチコン「Fine Gold」シリーズが採用され、豊かな低音と伸びのある中高音域再生を楽しむことができる。
デジタルノイズを防ぐため、メイン基板から分離されたオーディオ回路「Purity Sound(TM)2」 | |
Realtek製DAC「ALC1150」は電磁ノイズを防ぐシールドで保護されている | Texas Instruments製高精度オペアンプ「NE5532」は2基実装 |
ニチコン製オーディオコンデンサでも上位にあたる「Fine Gold」シリーズを搭載する |