エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.333
2014.06.11 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
ここからは「ZM-M1」で実際に組み込みを行い、構成パーツをマウントして気が付いた事等を解説していく。なお搭載テストに使用した主な機材については、各セッション毎にご紹介しよう。
CPUクーラーのマウントテストには、ZALMAN「CNPS9900DF」を用意した。TDP300Wサポートを謳うハイエンド志向の高冷却サイドフローで、外形寸法はL140×W110×H154mmという大型モデルだ。「ZM-M1」のCPUクーラー有効スペースは、公称値高さ160mmまでとされている。「NCPS9900DF」はこれを僅かに下回る高さ154mmだけに、若干の余裕を残し、問題なくマウントする事ができた。
同じくZALMANの「CNPS9900DF」を用意。マザーボードトレイには、CPUクーラーメンテナンスホール的カットアウトは存在するものの、実際には事前にCPUクーラーを装着しておきたいところ | |
天井に頭がつかえる事無くマウント完了。フロント吸気120mm口径ファン、さらにリア排気120mm口径ファンと直線状のエアフローが構築できる理想的なレイアウトだ |
コンパクトなMini-ITXケースとはいえ、ミドルタワーPCケース並の拡張カード搭載スペースが確保されたモデルは多い。「ZM-M1」も例外ではなく、最大で公称350mmまでのグラフィックスカードが搭載できるように設計されている。