Thermaltake「Nic L31」付属品総点検

冷却テストに向け組み込みを行う前に、付属品を総点検しておく。「Nic L31」は重量530g。大型CPUクーラーを扱う機会が多かったせいもあり、かなり軽量に感じるワケだが、固定方法は重量級同様、バックプレートを用いたネジ留め式が採用されている。Intel系とAMD系両者共通部品を使用することで無駄を省き、必要最低限の部品点数でマザーボードに装着できるようになっている。

120mm口径ファンを固定する「ファンクリップ」	注射器型の容器に入れられた「サーマルグリス」
Intel系AMD系共通の「金属製ブラケット」（左）と、絶縁処理が施された「バックプレート」（右）
台座の役割を果たす「ナット」はハンドスクリュータイプ。マザーボード接触面には絶縁ゴムリングが装着済み	「金属ブラケット」を台座に固定するための「ネジ」（9.6mm）
「ねじ」（16.6mm）は、Intel LGA2011のみに使用	「ねじ」（13.6mm）は、バックプレート側から「ナット」に固定するために使用
「金属製ブラケット」に受熱ベースをガッチリ固定する「取り付けプレート」	多言語マニュアルはIntel系とAMD系の2枚刷り

マニュアルは12カ国語に対応

パタパタと折り畳まれたマニュアルは、日本語を含め12カ国語表記。Intel系とAMD系の2枚が同梱されている。なお図解は若干小さく、お世辞にも見やすいとは言えない。ただしThermaltakeのサイトには、マニュアル原本のPDFファイルがダウンロードできるようになっているため、積極的に活用したい。

PDFファイルを拡大すると実に分かりやすい図解マニュアル。同梱の紙マニュアルは12カ国語表記により、せっかくの図解も若干見づらい