エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.345
2014.08.06 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
メーカー公称3,200MHzのオーバークロックメモリを駆動させることができるメモリスロット。デュアルチャンネル対応の2スロットを備え、最大16GBを実装できる。なお、BIOS画面では最大4,000MHzまでの設定が用意されており、ユーザーのメモリ選択の幅は広い。
間違いなく「Z97E-ITX/ac」のトピックとなるのが、ストレージインターフェイスの充実ぶりだ。主力のSATA3.0(6Gbps)ポートも6ポートを備えるほか、新進のM.2も基板裏を使うというパワープレイで実装。さらに次世代SATAのSATA Expressも合わせて搭載している。まさに満額回答なストレージインターフェイスは、ATXマザーボードと比べても引けをとらない強みだ。
Mini-ITXではこれ以上を望むべくもないストレージインターフェイス。SATA3.0(6Gbps)は6ポート、排他利用でSATA Expressにも対応する | |
ここまでするとは、という裏面利用のM.2スロット。SATA3.0(6Gbps)およびPCIe2.0(x2/10Gbps)に対応、type2230/2242のモジュールを接続できる |
拡張スロットは、恐らくグラフィックスカード需要が高いであろうPCI-Express3.0(x16)と、無線LANモジュールが接続されたminiPCI-Expressスロット(ハーフサイズ対応)を備えている。無線LANモジュールは最大867MbpsのIEEE802.11acとBluetooth 4.0に対応、デュアルアンテナにより安定した通信が可能だ。
PCI-Express3.0(x16)スロットを1基搭載する、Mini-ITXモデルでは定番のレイアウト。なお、スロットには通常の5倍となる15μの金メッキ処理が施されている | |
無線モジュールが標準装備され、無線LANとBluetoothをサポート。製品には2T2Rデュアルバンド対応のアンテナが同梱されている |