エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.352
2014.08.31 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
手のひらサイズの小型マシン「ZBOX CI520 Win 8.1 with Bing」はどの程度のポテンシャルがあるのか、ここからは検証機を動作させてのベンチマークセッションだ。やや荷が重そうな印象もあるものの、ゲーミングベンチも交えつつ総合的なパフォーマンスをチェックしてみよう。
まず先頭は定番CGレンダリングソフト「CINEBEHCN R15」を使用して、搭載するデュアルコアCPU Core i3-4020Yのパフォーマンスを確認してみよう。テストはシングルコアとマルチコアの2種類を選択して計測を行っている。
CINEBENCH R15 |
さすがにTDP6Wの超省電力CPUということもあり、通常のデスクトップ向けモデルからはかなり落ちるスコアになっている。ターボブースト機能も非搭載のため動作クロックは1.5GHzで固定だが、それでもHyper-Threading機能により、マルチコア時はシングルコア比で2.6倍のパフォーマンスを発揮。ノートPCクラスの性能は十分にクリアしており、ブラウジングや動画再生など、日常のタスクでも困ることはないだろう。