エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.353
2014.09.03 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
「Air 240」のドライブベイは、2つのエリアに分かれている。それぞれ着脱可能なドライブケージスタイルを採用し、全段で専用トレイによるツールフリー機構を装備。さらに「Air 240」ならではの特徴として、専用トレイは筐体内部ではなく、外部から抜き差しができる「外部アクセス式」としている点は面白い。ここでは気になるストレージ収納力をチェックしてみよう。なおこのモデルには5.25インチオープンベイや、スリム光学ドライブベイの装備はない。
2.5インチおよび3.5インチ共用のシャドウベイは全3段仕様で、右エリア後部の上面に位置する。一般的なPCケースでは、ストレージを装着する際にサイドパネルを一旦開く必要がある。しかし「Air 240」では、リア部にハンドスクリューで固定された通気孔仕様のパネルを取り外す事で、専用トレイの着脱ができるように設計されている。
トップパネルを外すとフロント寄り右エリア上部には、2.5インチSSD(HDD)専用のドライブケージが装備されている。よくあるパターンとしては、3.5インチシャドウベイ(HDDケージ)に2.5インチが共用。さらにマザーボードトレイ背面、または底面ベタ置きで2.5インチ専用搭載スペースが設けられている事が多い。「Air 240」のように、ツールフリー機構付き2.5インチ専用トレイを用いたドライブケージは珍しい。