エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.356
2014.09.13 更新
文:GDM編集部 池西 樹
GIGABYTE「GA-X99-Gaming G1 WIFI」 実勢売価53,500円前後 製品情報(日本ギガバイト株式会社) |
まず本題に入る前に、「Haswell-E」ことIntel「Core i7-5000」シリーズについて簡単におさらいしておこう。「Core i7-5000」シリーズは、コンシューマ向けハイエンドCPUで、Intelとしては初めて8コア/16スレッドに対応。さらにメモリサポートもDDR3から、DDR4へとアップデートされ、これまでの「Ivy Bridge-E」から、マルチスレッド処理性能が大幅に強化されているのが特徴だ。
Haswell/Haswell-Refreshと同じ、製造プロセス22nmの「3次元トライゲート・トランジスタ」技術にて製造された「Core i7-5000」シリーズ |
またPCI-Express3.0レーン数は、メインストリーム向けの倍となる40レーンを確保。2-Wayならx16/x16のフルレーンに対応する他、追加チップなしで最大4-Wayまでのマルチグラフィックス環境を構築することができる。製品ラインナップは、ExtremeモデルCore i7-5960Xを筆頭に、Core i7-5930K、Core i7-5820Kの計3モデル。いずれもCPU倍率はロックフリーで、チップセットはIntel X99 Express、プラットフォームはLGA2011-v3に対応する。
「Core i7-5000」シリーズ向けチップセット「Intel X99 Express」。10ポートのSATA3.0(6Gbps)や、USB3.0×6、USB2.0×8の計14ポートのUSB対応など、Intel X79 Expressの欠点だったストレージ周りが大幅に改善されている |