エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.365
2014.10.20 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからは「970 JetStream」を実際に動作させ、その気になるポテンシャルを確認していくことにしよう。プラットフォームには、IntelのメインストリームLGA1150を用意し、CPUにはフラッグシップのCore i7-4970Kを使用している。なお詳細スペックは以下の通り。
Palitブランドの謹製ユーティリティ「THUNDER MASTER」。GPU・メモリクロックの他、電圧や消費上限電圧、温度設定などの詳細設定も用意される |
デュアルファン搭載の強力なクーラーと、「DrMOS」による電源回路で武装された「970 JetStream」。標準状態でもチューニングされているため、“ツルシ”のママ使うのもいいが、やはりオーバークロック耐性は気になるところ。そこで独自ユーティリティ「THUNDER MASTER」を使い、電圧を変更することなく、GPU・メモリクロックのオーバークロックに挑戦してみることにした。
標準状態からコアクロック+130MHz、メモリクロックは+800MHz(400MHz×2)までオーバークロックが可能だった |
電圧を変更しない簡易チューニングながら、GPUコアクロックは+130MHzの1,282MHz、メモリクロックは+800MHzの7,812MHz(1,953MHz×4)までは安定動作が可能。ちなみにGPUコアクロックはGPU Boost機能により、最高1,468MHzまで上昇しており、GeForce GTX 970の伸びしろはかなり高いことがわかる。