エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.365
2014.10.20 更新
文:GDM編集部 池西 樹
次にDirectX 11対応のFPSゲーム「ロストプラネット2ベンチマーク」の結果を確認していこう。品質設定は「アンチエイリアス」を“MSAA8X”、それ以外を“HIGH”にセットし、最大限の負荷がかかる設定で計測を行った。なお解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択している。
ロストプラネット2ベンチマーク(fps) |
登場当時は重量級ベンチマークとして鳴らした「ロストプラネット2ベンチマーク」だが、いずれの解像度でもマルチプレイの合格点とされる60fpsを軽々クリア。最新ハイエンドGPUの格の違いを、まざまざと見せつける結果となった。またいずれの解像度でも、動作クロックに合わせて綺麗にスコアが上昇し、オーバークロックによる伸びしろもまだありそうだ。
続いて、オンライン系RPGの人気タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の公式ベンチマークを実行。品質設定のプリセットは“最高品質”、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 |
1,280×720ドットでは、パフォーマンスが飽和しているためかオーバークロックによる効果はほとんどなし。ただし1,920×1,080ドットでは、「リファレンス相当」と「定格」で約4%、「定格」と「OC」では約8%スコアが向上した。いずれにしろ“非常に快適”な動作は保証されるが、高解像度環境でのゲームプレイを検討しているなら、オーバークロックモデルを選択したい。
ゲーム系ベンチマークのラストは、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク Ver1.0」で締めくくろう。こちらも品質設定のプリセットは“最高品質”にセットし、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行った。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク Ver1.0 |
オンボードグラフィックでもプレイアブルなライトなゲームということで、いずれの解像度でもパフォーマンスの違いはごくわずか。解像度や動作クロックによるパフォーマンス差もほとんどなく、より高解像度な環境を用意した場合でもゲームプレイには全く不安はない。