独自機能満載の「インタラクティブUEFI」をチェック

「H81M-HDS」のUEFIは、ASRockおなじみの「インタラクティブUEFI」を搭載する。マウス操作に最適化された扱いやすいGUIが特徴で、ネットワーク経由でUEFIを更新できる「Instant Flash」や、ケース内の湿気を取り除く「Dehumidifier」、LANドライバをUSBフラッシュ経由でインストールできる「Easy Driver Installer」などの独自機能を搭載する。
　さらに検証機のUEFIを確認したところ、オーバークロック非対応のチップセットで、Kシリーズのチューニングができる「Non-Z OC」機能も実装されていた。なお各項目は、UEFIのバージョンによって異なる可能性がある点には留意してほしい。

マウス操作に最適化された「インタラクティブUEFI」。動作も軽快で、ストレスなく各種設定を行うことができる

「Non-Z OC」により、KシリーズCPUならオーバークロックも可能。ただし、ASRockが公式にサポートを謳っているわけではないため、今後のバージョンアップで削除される可能性もある

「Advanced Turbo」機能を使えば、詳細設定をすることなく、CPU/GPUパフォーマンスを引き上げることができる

「Advanced」タブでは、CPUやオンボード機能の設定が可能。特にCPUの設定は充実しており、「OC Tweaker」と組み合わせれば、比較的ピーキーなチューニングにも対応する

UEFI上からBIOS ROMを更新できる「Instant Flash」や、ケース内の湿気を取り除く「Dehumidifier」など、独自機能がまとめられた「Tool」タブ

PCのステータスをリアルタイムにチェックできる「H/W Monitor」タブ。PCの調子が悪い場合には、まずこちらで異常がないか確認しておこう

「H/W Monitor」タブには、高機能なファンコントローラも標準装備。2系統の4pinコネクタに接続したファンは、CPUの温度に合わせて細かく回転数を調整できる