エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.369
2014.11.04 更新
文:フリーライター・石川ひさよし
【50MB】 | 【100MB】 |
【500MB】 | 【1000MB】 |
【2000MB】 | 【4000MB】 |
4Kランダムアクセススコア(IOPS) | |
4K QD32ランダムアクセススコア(IOPS) |
シーケンシャル読込は最大522MB/sec、書込は最大442MB/secを計測し、これは公称スペックよりもやや良い値。この値は平均でもほぼ同様。とくに書込に関してはむしろ公称スペックがやや低めに見積もっているようにも思える。確かに同容量のハイエンドシリーズと比べればやや転送速度が低いものの、それでも50MB/secほどの差は無い。そのため、よほど大容量のデータを一度に転送しない限りはそこまで大差は感じられないだろう。むしろ普段の使い勝手として見れば、十分に快適だ。
また、ランダムアクセス時を見ても、4Kの読込で37MB/sec、書込で100MB/sec、4K QD32の読込で299MB/sec、書込で322MB/secを計測した。とくに4K書込で100MB/sec台にのせた点、4K QD32で300MB/sec前後の速度を実現している点は、メインストリーム向けとして評価できる。IOPSでは4K QD32読込で71,768IOPS、書込で77,950IOPSとなった。IOPSで見ると公称値とは隔たりがあるが、70,000IOPSを超えているのでまずまずと言えるだろう。