エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.371
2014.11.15 更新
文:フリーライター・石川ひさよし
ここからは「GV-N980G1 GAMING-4GD」を実際にPCへと組み込んで、そのパフォーマンスを確認していこう。プラットフォームは、現在主流のIntel Z97チップセットおよびIntel LGA1150ソケットのものを組み合わせ、CPUがボトルネックにならないよう、現行最速のCore i7-4970Kを搭載した。なおそれ以外のスペックについては以下の表を参照していただきたい。
「GPU-Z 0.8.0」の結果。GPUクロックは、リファレンスの1,126MHzから1,228MHzへとオーバークロック済み | アイドル時は省電力機構により、コアクロック135MHz、メモリクロック648MHz(162MHz×4)駆動へと移行するため、大幅に消費電力が低下する |
GIGABYTEの独自ユーティリティ「OC GURU II」。GPU/メモリクロックの他、ファンの回転数や電圧などをリアルタイム監視したり設定したりすることができる |
「GV-N980G1 GAMING-4GD」には、GIGABYTEの独自ユーティリティ「OC GURU II」が付属する。このユーティリティは、リアルタイムに現在のクロックを確認できることに加え、オーバークロック機能も搭載している。監視機能では主要な情報が一画面にまとめられ、それぞれの部位に独立していることで、把握しやすくなっている。また、「MORE」や「SETTINGS」といったボタンの付いている項目は、ボタンを押すことで詳細な画面が開く仕組みだ。
オーバークロックや、それに伴う電圧の引き上げは、対象の項目の下に設けられた左右ボタンで調節し、上部右にある「APPLY」ボタンで反映させる。また、そうして設定したクロックは、上部左に設けられた5つのプロファイルに保存することができる。
今回の検証機では、GPUコアクロックを+100MHzの1,328MHzに設定してみた。
さらなるオーバークロックの例としてコアクロック1,328MHz(+100MHz)設定を行った |