エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.372
2014.11.17 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
続いては3D描画シーンにおける負荷環境をチェックするため、定番3Dベンチマークの「3DMark」から、最も負荷の大きい4Kベンチの「Fire Strike Ultra」を選択した。
3DMark「Fire Strike Ultra」による各電圧の変化 | |
3DMark「Fire Strike Ultra」による各電圧の最大/最小/平均値 |
「OCCT」時に気になった+5Vと+3Vの降下もほとんどなく、良好な計測結果となった。すべての電圧の平均値が定格を上回っているほか、最大/平均値の差も極小。ほとんど波形にブレが見られないことから、ゲーミングシーンにおける安定した電力供給が期待できるだろう。
ベンチマークテストの最後は、実際のゲームプレイを想定して「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のベンチマークテストを走らせる。品質設定を“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドットを選択し、計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマークによる各電圧の変化 | |
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマークによる各電圧の最大/最小/平均値 |
こちらは3回のテストで最も波形がフラットで、安定した計測結果となった。最大/平均値の差は最も大きい+12Vですら0.053と極めて少なく、ほぼ最大値に張り付いたまま動作していることが窺える。グラフが左側に到達するまではかなりの時間ループさせていることから、長時間プレイの安定性にも優れていると言えそうだ。