エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.376
2014.12.03 更新
文:フリーライター・石川ひさよし
次に「HD Tune Pro 5.50」を使い、より詳細な性能と傾向について確認していくことにしよう。
【Benchmark Read】 | |
【Benchmark Write】 | |
【FileBenchmark】 | |
【Random Access Read】 | |
【Random Access Write】 |
Benchmarkの結果は、読込がやや特徴的な不規則に上下するグラフを描き、書込は一般的なSSDに近い、ギザギザのグラフを描いている。少々気になるのが、読込時、ベンチマーク開始直後に低い値が出るところ。これは複数回計測しても解消されなかった。
File Benchmarkでは、書込に大きなスパイクがひとつあるが、計測毎に位置が移動するので、あまり問題はないものと考えられる。それに、読込に関してはかなりフラットに近いグラフラインとなった。Block size measurementでは、512KBの箇所に落ち込みが見られるが、これも複数回計測した他の結果では現れておらず、気にするものではいだろう。およそ1024KB以降は600MB/sec以上の値が出ている。
Random Accessのスコアはかなり安定したものが得られた。アクセスタイムも比較的高速だ。価格的に見てもハイエンドSSDのクラスに入るわけだが、それに恥じない優秀なスコアと言える。