エルミタ的一点突破 Vol.35
2015.01.06 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹(テストセッション)
冷却テストを行う前に、CPUクーラー固定後のメモリソケットクリアランスを目視しておこう。そもそも 「NH-D9L」「NH-U9S」はメモリソケットへの物理的干渉を避けるため、冷却ファン込みでW95×D95mmサイズに収められた製品。よって問題はないはずだが、念のため真横からチェックしてみよう。
ツインタワースタイルのヒートシンクは、搭載テストに用意したCORSAIR「Dominator」シリーズ(ヒートスプレッダ含め全高55mm)を避けている事が分かる。ヒートシンクのブラインドになる部分は4分の1程度で、エアフローの妨げになる事はないだろう。なおNoctuaでは、マザーボードの対応状況が開示されている。導入前にチェックしておくとなお安心というワケだ。
こちらもまったく問題はない。メモリのヒートスプレッダ部分と冷却ファンが隣接する位置関係だが、気になるレベルではない。横から見るとヒートシンクがCPUの中心からバックパネルI/O方向にズレている様子がよく分かる。なお「NH-U9S」のマザーボード対応状況はこちらから確認できる。