エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.387
2015.01.08 更新
文:フリーライター・石川ひさよし
続いて「M6M」の装着手順について、簡単に紹介しておこう。今回は自作におけるmSATA SSDの導入先では最も一般的な、小型PC代表としてGIGABYTE「BRIX」シリーズの「GB-BXi7-4500」を用意した。
もうひとつ、「M6M」のパフォーマンス検証に用いた例も紹介しておこう。こちらはmSATA SSDをSATA変換アダプタ経由で一般的なSATA3.0(6Gbps)ポートに接続する例だ。mSATA→SATA変換アダプタには様々な製品があるが、今回用いたのはBplus Technologyの「SSDMC module v1.3」だ。この製品は、ごく単純にmSATAからSATAに変換する基板で、拡張カード形状だがバスに挿す必要はない。信号のピン配列を変換するだけなので、チップも搭載していない。基本的にはmSATA SSDのパフォーマンスをそのままにSATAに変換することが可能だ。
固定用ネジが2本に増えることを除けば、基本的な装着方法はBRIXの手順と同じ。装着後はSATAケーブルと電源を接続して、PCに搭載すれば完了だ。なおmSATA変換系アイテムには、USB3.0変換や、ポータブルSSD化キットなど、様々な種類があるため、用途に合わせて選択するといいだろう。
mSATA SSDを一般的なSATA SSDとして活用できる「SSDMC module v1.3」 | |
mSATA SSDの搭載方法は先ほど同様 | この製品は単純にmSATAをSATAへと変換している |