エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.394
2015.02.07 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ATTO Disk BenchMark 2.47 |
転送サイズ32KBまでは読込・書込とも順調な結果。しかしそれ以降の転送サイズでは、読込を中心にスコアがバラツキ、不安定な挙動を示すのはやや気になるところ。今後のバージョンアップにて、キャッシュアルゴリズムのさらなるブラッシュアップに期待したい。
今回はPLEXTORブランドの新フラッグシップ「M6e Black Edition」にスポットを当て、検証を進めてきた。基本的なスペックは「M6e」「M6e M.2」シリーズから変わりないものの、大型のヒートシンクや補助電源コネクタの増設など、安定性を追求した改良は、いかにもPLEXTORらしいアプローチ。またPCI-Express SSDにありがちなドライバの組み込みも必要なく、SATA SSDと同じように運用できることから、初心者にも安心してオススメすることができる。
ハードウェア・ソフトウェアいずれの導入も簡単な「M6e Black Edition」。初心者からエンスージアストまで幅広いニーズに対応する |
さらに独自キャッシュ技術「PlexTurbo 2.0」対応により、SATA3.0(6Gbps)SSDはおろか、PCI-Expressモデルをも遥かに凌駕する性能を簡単に実現できるのは、他社にない大きなメリットと言えるだろう。冒頭でも触れた通り、インターフェイスの限界により、性能による差別化が難しくなったSATA3.0(6Gbps)SSD。その選択に迷っているなら、「M6e Black Edition」にて、ワンランク上のパフォーマンスをぜひ体験してみてほしい。