エルミタ的一点突破 Vol.36
2015.04.09 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹(テストセッション)
編集部に届いたばかりの評価サンプルを箱から取り出し、「NH-L9x65」の外観スタイルからチェックを開始しよう。
「NH-L9x65」は予め冷却ファンが固定された状態でパッケージに収められている。92mm口径ファンに対しヒートシンクの一辺は95mmで、一体感のあるほぼツライチデザインが外観上の特徴だ。
95mm四方のヒートシンクに92mm口径ファンがマウントされた「NH-L9x65」 | |
高さ51mmのヒートシンクと厚さ14mmの冷却ファンにより、全高はわずか65mm。ロープロファイル規格の基板サイズ64mmに合わせたトップフロースタイルのCPUクーラーだ |
92mm口径冷却ファンを取り外し、ヒートシンクにフォーカスしてみよう。ヒートシンクのみのサイズはW95×D95×H51mmで、重量は340gだ。素材は放熱性に優れたアルミニウム製で、フィン枚数は実測で30枚。台座に固定するために装着されているバネネジ部分のみ、一部放熱フィンが切り取られている。
アルミニウム製放熱フィン30枚で構成された、ヒートシンク。フィン側面にはNoctuaのロゴが刻印されている | |
アルミニウム製放熱フィンサイズは、実測で34×95mm。これを40枚並べると939平方cmにもなり、A4サイズの用紙より広い面積になる | |
底面は4本のヒートパイプと銅製受熱ベースプレートで構成。この部分については次のセッションで詳細を確認していこう |