エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.413
2015.05.09 更新
文:GDM編集部 池西 樹
外観および内部構造の確認が終了したところで、ここからは「Edison M 750W」を実際にPCへと組み込み、そのポテンシャルをチェックしていこう。CPUにはLGA1150プラットフォーム最上位モデルCore i7-4790Kを、グラフィックスカードにはTDP 200WのRadeon HD 7950をチョイスし、現行のアッパーミドルを想定した構成を用意した。なお詳細なテスト機材構成は以下の通り。
まずは初めは定番ストレステスト「OCCT 4.4.1:CPU」を使い、CPUの高負荷環境下における挙動を確認していくことにしよう。
「OCCT 4.4.1:CPU」による各電圧の変化(V) | |
「OCCT 4.4.1:CPU」による各電圧の最大/最小/平均値(V) | |
「OCCT 4.4.1:CPU」実行時の消費電力推移(W) |
+12V出力は最低値が12.096V、平均値は12.191Vまでしか下がらず、アイドル時の挙動とほぼ変わらない結果。+5Vや3.3Vにも大きな変化は見られず、グラフも全領域で安定していることから、エンコードやレンダリングなどのCPU負荷が中心の作業であれば、動作に不安はない。ちなみに消費電力は最大でも160Wまでしか上がらないことから、オンボードグラフィックスで運用するなら、より低容量のモデルをチョイスしてもいいだろう。