エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.414
2015.05.15 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-990FXA-UD5 R5」の拡張スロットは、PCI-Express2.0(x16)×2、PCI-Express2.0(x8/x16形状)×1、PCI-Express2.0(x4/x16形状)×2、PCI-Express2.0(x1)×1、PCI×1の計7本。さらにAMD 990FXの持つ最大42レーン(グラフィックス用32レーン)のPCI-Express2.0を最大限に活用することで、フルレーン(x16/x16)の2-Wayまたは、x16/x8/x8の3-Wayマルチグラフィックスに対応する。
PCI-Express2.0(x16形状)スロットはx16/x16またはx16/x8/x8のレーン分割が可能。マルチグラフィックスはNVIDIA SLI/AMD CrossFire Xいずれにも対応する |
ストレージインターフェイスは、チップセット標準のSATA3.0(6Gbps)×6に加え、Marvell「88SE9172」チップによる内蔵SATA3.0(6Gbps)×2、eSATA3.0(6Gbps)×2の計10ポートを搭載。なお、Marvell「88SE9172」チップもRAID 0/1に対応するため、パフォーマンス重視、信頼性重視いずれの構成にも対応する。
ブラックとグレーに色分けされたSATA3.0(6Gbps)ポート。前者はチップセット標準、後者はMarvell「88SE9172」で増設されている |
「GA-990FXA-UD5 R5」では、デジタルノイズの混入を防ぐため、オーディオ回路を分離させた「Dedicated Audio Hardware Zone」を採用。さらにオーディオチップにはSN比115dBのRealtek「ALC1150」を実装する他、高品質な日本ケミコン製音響用コンデンサや、TI製ヘッドホンアンプ「OPA1652」などで構成され、オンボードながら高品位なサウンドを楽しむことができる。
これまでのSocket AM3+マザーボードから、オーディオ回路は大幅にアップグレードされている | |
オーディオチップにはハイエンドモデルでの採用例が多い、Realtek「ALC1150」を搭載 |