エルミタ的「編集部で使ってみた」
2015.07.16 更新
文:GDM編集部 池西 樹
Chuwi「Hi8」(発売中) 市場想定売価16,000円前後(製品情報) |
今回紹介する「Hi8」は、Windows 8.1 with Bing 32bit版とAndroid 4.4のデュアルOSを搭載し、用途に合わせて自由に切り替えて使用できる8インチタブレットPC。
WindowsからAndroidへの切り替えはタスクバーの“Androidロゴ”から行うことができる | AndroidからWindowsへの切り替えはスライドメニューに登録されている“OS SWITCH”から行うことができる |
売価約16,000円という格安モデルながら、液晶にはWUXGA(1,920×1,200ドット)の高解像度IPSパネルを採用。さらに最高2.16GHz駆動に対応するAtom Z3736F(4コア/定格1.33GHz/バースト時2.16GHz/キャッシュ2MB/TDP2.2W)や、DDR3L 2GBメモリを搭載するなど、基本スペックはほどよく充実している。
プロセッサにはAtom Z3736Fを採用。低価格モデルでの採用例が多い、Atom Z3735Fに比べるとバースト時のクロックは1.83GHzから2.16GHzへと引き上げられている |
その他、ストレージは32GB eMMCを標準装備。インターフェイスは、フロント30万画素/リア200万画素Webカメラ、microUSB×1、3.5mmヘッドホンジャック×1、microSDカードスロット×1、Wi-Fi GPSを備え、ネットワークはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0に対応する。
秋葉原でも今月はじめより発売開始。実物を確認したい人は足を運んでみるといいだろう |
バッテリー容量は5,000mAhで、公称駆動時間は約8時間。バッテリーベンチマークソフト「BBench」による計測(キーボード押下/Web巡回機能いずれも有効)では、バランス設定で5時間12分の駆動が可能だったことから、半日程度の持ち運びなら問題ないだろう。なおインストールされるOSは中文版だが、マルチランゲージに対応するため、後述する手順によって日本語化することができる。
飾り気のないパッケージ。サイズは実測で240×153×45mmのコンパクト設計 | |
パッケージに貼り付けられた簡易スペック表には、WindowsとAndroidのデュアルOS対応が謳われている |