JONSBO「RM1」外観スタイル全方位チェック

ここからはコンパクトにしてATXフォームファクタに対応する、「RM1」の評価サンプルを箱から取り出し、外観スタイルからチェックを開始しよう。ちなみに外装パッケージ寸法は実測約W400×D270×H370mmで、とてもATXマザーボードが収まるPCケースとは思えない。重量もグロス3.6kgとされ、軽々と持ち運ぶ事ができる。

「RM1」はアルミニウム素材を採用し、軽量コンパクトが最大のアピールポイント。ネットで通販も便利だが、たまには自作PCパーツショップに足を運び、ワクワクしながらお持ち帰りして欲しい

フロントパネルとアクセスポート

腐食の防止だけでなく指紋も付きにくい、アルマイト加工が施されたフロントパネル。コンパクトながら5.25インチオープンベイを最上段に構え、ミドルタワーPCケースをそのまま小さくした、”縦横比に違和感のない”外寸に仕上げられている。またシンプルなデザインのフロントパネルは、左下部にスイッチおよびアクセスポートを装備。上からPowerスイッチ、Resetスイッチ、USB3.0（1）、音声入出力端子、USB3.0（2）が並ぶ。

JONSBOのPCケースに共通する、シンプルなデザイン。上部の角は、無骨になりがちな筐体に柔らかい印象を与える”角丸カット”が施されている。ブラック色ベゼルの光学ドライブも悪くない

正面左側面にレイアウトされる、アクセスポート。コンパクトな「RM1」は机の上への設置ができるため、スイッチおよびポート類の使い勝手は悪くないはずだ

トップパネル

トップパネルに目を移すと、スリットの類いはもとより、なんら装飾は施されていない。左右のエッジは両サイドパネルまで緩やかにカーブし、曲げ加工による一枚板である事がわかる。プラスチック部品を使用していないだけに、自由自在なデザインとはいかないが、余分なものを一切排除するフラットデザインは、使い手を選ばない。これは最大の利点といえる部分だろう。

上面には通気性なし。何か取り柄を見付けようとするならば、”塞いでしまう”ことがないだけに、何を置いても大丈夫。ちなみにトップパネルを取り外すことはできない