エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.436
2015.08.28 更新
文:GDM編集部 池西 樹
7月に行われた新製品発表会では、唯一アクリルケースに周囲を守られ展示されていた「GA-Z170X-Gaming G1」 |
従来通り、ゲーマー向け「G1(TM) Gaming」、極冷オーバークロック向け「OC Series」、スタンダード向け「Ultra Durable(TM)」の3シリーズが展開される「GIGABYTE 100」シリーズ。その頂点に君臨するのが「G1(TM) Gaming」に属するE-ATXマザーボード「GA-Z170X-Gaming G1」だ。メインストリーム向けにも関わらず、マルチグラフィックスは4-Way NVIDIA SLI / AMD CrossFireXをサポート。さらにデジタル制御の22フェーズ電源回路を備え、定格駆動はもちろんオーバークロック状態でも安定動作を可能にする。
22フェーズにおよぶ電源回路を搭載する「GA-Z170X-Gaming G1」。デジタル制御で熱負荷を均一化することで、耐久性や製品寿命も伸ばせるという |
またゲーミングPCで重要なオーディオ回路にはCreativeのクアッドコアプロセッサ「Sound Core3D」を搭載。さらにBurr-Brown製ハイエンドDACやオーディオ専用コンデンサ、交換用オペアンプなど、実装コンポーネントにもこだわることで、ハイエンドオーディオカードに匹敵する高品位サウンドを楽しむことができる。
Creative製ハイエンドオーディオカードと同等のコンポーネントを採用するオーディオ回路 | 専用カバーで保護されたバックパネルインターフェイス。デュアルギガビットLANやIEEE 802.11ac無線LAN、USB3.1×2など拡張性も良好だ |
その他、ネットワークにはKiller製ギガビットLAN「Killer E2400」×2と、IEEE 802.11ac無線LAN「Killer AC1535」で構成される「Killer DoubleShot-X3」を標準装備。ストレージインターフェイスは、SATA3.0(6Gbps)×10、SATA Express(16Gbps)×3(SATA3.0×6と兼用)、M.2(32Gbps)×2で、USB3.1ポートもType-C×1、Type-A×1の2ポートを備えるなど、フラッグシップの名に恥じない高い拡張性を備えている。