2タイプのUSB3.1コネクタ、3画面出力を備えたバックパネルインターフェイス

いかにも頑丈そうな防磁シールド「I/O Armor」に守られたバックパネルインターフェイスには、ASMedia「ASM1142」によるUSB3.1 Type-A×1とType-C×1をはじめ、およそ必要なすべてが揃っているという印象。ネットワークは信頼性に定評のあるIntelチップのギガビットLANを搭載するほか、USB3.0も6ポートを実装。ディスプレイ出力は、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1の3系統を備える。また、PS/2コネクタも標準装備し、Windows 7のインストール時などにレガシーデバイスを接続することもできる。

まず不満を覚えることはないであろう、「Z170 Extreme6」のバックパネル。USB3.1はType-AとType-Cの両方を備えるほか、USB3.0も6ポート実装。ネットワークはIntelチップが採用されている
	I/O部とオーディオ回路をまとめてガードしている、防磁シールド「I/O Armor」。こうした工夫が低ノイズ化などに貢献している

基板上の搭載チップやコネクタをまとめてチェック

画像セッションの締めくくりとして、基板上に実装されたパーツやICチップ、コネクタなどをまとめてチェックしておこう。

基板上から電源のON/OFFとリセット操作が可能な、「Power Switch」と「Reset Switch」	ポスト状態を確認できる「Dr.DeBUG」
BIOS ROMは2基実装、どちらからブートするかジャンパーで選択できる
電源コネクタは、標準的なATX 24pin+CPU 8pin構成
内蔵ジェネレータを大幅に上回る高クロック設定を可能にする、外部クロックジェネレータ「Hyper BCLK Engine」
I/OコントローラNuvoton「NCT6791D」	Intel製ギガビットLANコントローラ「WGI219V」
USB3.1コントローラASMedia「ASM1142」
SATA3.0コントローラASMedia「ASM1061」	PCI-ExpressブリッジチップNXP「L04083B」
RS232CドライバTI「GD75232」	TI製オペアンプ「N5532」
基板上のコンデンサは、いずれも長寿命な「12K Platinum Caps」が採用されている