エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.444
2015.10.06 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
次のベンチマークテストは、DirectX 11対応のエンジンを採用した「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」だ。設定プリセットはDirectX 11モードの「最高品質」にセットし、解像度設定を変更。GTX 980 Tiの機能の1つである「Dynamic Super Resolution(DSR)」を有効にした上で、1,920×1,080ドットに加えて2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットのカスタム解像度で計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
いずれもさすがGTX 980 TiとSkylake環境とあって、ほとんどのシーンでスコア7000以上の“非常に快適”をマークした。4K解像度環境においては、どれも“とても快適”なスコアに落ち着くものの、やはり“OCバージョン”は“非常に快適”に肉薄できている。4K環境やDSR有効の環境下でプレイするならば、可能な限りクロックを高めに設定しておきたいところだ。
ベンチマークの最後は、DirectX 11対応のオープンワールドゲーム「Watch Dogs」による実際のゲームシーンでの計測だ。グラフィックス設定は“最大”にセットした上で、解像度は1,920×1,080ドットに加えて2,715×1,697ドット、3,840×2,400ドットの3パターンに設定。パトカーとのカーチェイス部分を約3分間プレイし、その際のフレームレートを「Fraps」で計測した。
Watch Dogs“1,920×1,080ドット” | |
Watch Dogs“2,715×1,697ドット” | |
Watch Dogs“3,840×2,400ドット” |
フルHD環境においては、リファレンスクロックでもAverage FPSで60以上のスコアを軽々とマークしており、どの環境でも快適プレイに問題はないだろう。その一方で、最も高負荷な4K解像度の場合は“OCバージョン”のみ60前後をマーク。高解像度での安定したプレイを望む場合は、積極的にオーバークロックにチャレンジしたい。特に「GTX 980Ti LIGHTNING」のような、OC耐性に優れたモデルであればなおさらだ。