「Z170A GAMING PRO」を動かしてみよう

ここからは実際に「Z170A GAMING PRO」をベースとした“Skylake”マシンを組み上げ、その便利機能や特徴を確かめてみよう。ちなみに動作させるにあたっては、CPUにはSkylake世代の上位モデルCore i7-6700K（4コア / 8スレッド / 4GHz / TB時4.2GHz / キャッシュ8MB / TDP91W）を搭載している。

倍率変更にも対応する、Skylake世代の上位CPU Core i7-6700Kを搭載して「Z170A GAMING PRO」を動作させる。ちなみに現行世代から、モニタリングツールの定番「CPU-Z」にMSI「GAMING SERIES」仕様のスキンが提供されるようになった

最新デザインに生まれ変わった「Click BIOS 5」

「Z170A GAMING PRO」の制御プログラムは、Windows 10に最適化された最新のインタラクティブUEFI「Click BIOS 5」を採用する。基本的な操作感に大きな違いはないものの、簡易設定の「EZ Mode」が用意されるなど、使い勝手の幅が広がった印象だ。さらにスケーラブルフォントの採用により、大画面でもシャープに表示できるようになった。

先代「Click BIOS 4」を踏襲しつつ、新たに改訂された「Click BIOS 5」を採用。詳細な設定項目や直感的な操作性はそのままに、さらに使い勝手が向上した
充実したチューニング項目が並ぶ「OC」画面。細かい部分にまで手が入れられるのは便利だが、面倒な人は簡易設定の「EZ Mode」をメインで使ってもいい。ちなみに左上の「GAME BOOST」は、両モード共通の簡易OCスイッチだ
「Hardware Monitor」画面では、搭載するファンの回転数を個別に調整可能。ケースを開けることなく、ポートやスロットの接続状況が確認できる「Board Explorer」も便利だ
英語だけでなく、日本語を含む8カ国語に対応。やはり日本語表示は分かりやすいが、すべてが置き換わるわけではない
いったい何を変えたっけ？と迷う心配は無用。「Click BIOS 5」を出る際は、どの項目をどう変更したかが確認できる