エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.448
2015.10.22 更新
文:GDM編集部 池西 樹
最後に「ATTO Disk Benchmark 3.05」にて、シーケンシャルアクセスの最高性能を確認しておこう。
ATTO Disk Benchmark 3.05 |
「ATTO Disk Benchmark 3.05」のスコアは読込最高564MB/sec、書込最高213MB/secを計測。ここまでのベンチマーク結果を見る限り、「Canvas SC300」の公称スペックは実際の最大転送速度よりも若干低めに設定されているようだ。
今回はSK hynixの第2世代SSD「Canvas SC300」シリーズについて検証を進めてきた。テストを実施したのが128GBの低容量モデルということもあり、公称スペック通り、書込性能についてはやや振るわない結果。近頃では低容量でも高速書込を謳う製品が増えてきていることを考えると、パフォーマンスを重視する人にはやや物足りなく感じることだろう。
今回の検証では、シーケンシャル・ランダムとも公称値を超えるスコアを計測した「Canvas SC300」シリーズ。パフォーマンスを重視するなら、書込速度が速い256GBモデルを狙おう |
一方で、ベンチマークではシーケンシャル・ランダムとも公称値を超えるスコアを計測し、HDDからのアップグレードやSATA2.0世代SSDからの換装であれば、十分なパフォーマンスを備えているのも事実。256GBの大容量モデルも10,000円前後から購入できるため、性能を重視するならこちらを選択するのもアリだろう。さらにより高速な512GBモデルについても戦略的な価格での投入をぜひ期待したい。