背面はどうなっているのか

マザーボード90°回転レイアウトにより、組み込みを行う際は右側面からの作業がメインになる。では左側面はどうなっているのだろうか。サイドパネルを取り外し、露出されたマザーボードトレイ背面を見ると、取り立てて目立った仕掛けは見当たらなかった。一般的なPCケースであれば、「裏配線」のスペースとしてチェック項目のひとつに挙げられるものの、設計上その概念はなく、マザーボードトレイとサイドパネル間の隙間は実用的なスペースは確保されていなかった。

特徴的な内部設計から「裏配線」という概念はなく、CPUクーラーメンテナンスホール利用時以外はあまり用事が無い左側面

「RVX01」付属品総点検

ここで「RVX01」の付属品そのすべてを紹介しよう。組み込みに必要なネジ類は、ひとまとめにジッパー袋に収められている。モデル特有のネジは無く、万一紛失しても手持ちのネジで代用が可能。なおマザーボードを固定するスタンドオフ内部は、インチ径が採用されていた。
　なお各パーツの名称はマニュアルに準拠。個数は特に明記が無く、実際に販売される同梱品と数量の相違などがあるかもしれない。

SCREW A #6-32 ×4（MOTHERBOARD STABDOFF）	SCREW B M3 ×4（SECURE 2.5” HDD）
SCREW C #6-32 ×5（SECURE MOTHERBOARD, PSU and 3.5” HDD (For HDD bracket)）	SCREW D #6-32 ×5（SECURE 3.5” HDD）
SCREW E #6-32 ×5（SECURE 3.5” HDD (For HDD tray)）	SCREW SLEEVE（SECURE STANDOFFS）
HDD-TRAY（2.5″ OR 3.5″ HDD）	MANUAL（USER INSTALLATION GUIDE）