エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.454
2015.11.20 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
Intel 100シリーズは、メインストリーム向けマザーボードでは初めてDDR4メモリをサポート、ゲーミングマシンのパフォーマンスアップにも一役買っている。「H170 GAMING M3」では最大2,133MHz動作に対応するDDR4メモリスロット4基を備え、最大64GBの大容量を実装可能。Intel Extreme Memory Profile(XMP)2.0をサポートするため、OCメモリも手軽に搭載できる。
ちなみにメモリスロット周辺に広がるユニークな基板パターンは、「DDR4 Boostテクノロジー」に基づく独自の回路設計によるもの。メモリ回路を独立させることで、周辺コンポーネントからの信号干渉を防止。最適で安定した動作を可能にしている。
メモリスロットは、デュアルチャンネル動作に対応したDDR4×4スロットを実装。最大2,133MHzで動作し、64GBを搭載可能。なお、XMP動作時には、スロット脇に実装された「XMP LED」が点灯する |
「H170 GAMING M3」のストレージは、最大32Gbpsの高速転送に対応したPCI-Express3.0(x4)接続の「Turbo M.2」×1を搭載している。以前よりもだいぶM.2 SSDがお手頃になってきたこともあり、誰でもRAIDいらずで高速ストレージを構築できるようになった。さらに次世代SATAインターフェイスのSATA Express(最大16Gbps)×1を備えるほか、主力のSATA3.0(6Gbps)も6ポートを実装。主要なターゲットになるであろうカジュアルゲーマーにとっては、まずストレージ不足に陥る心配はないだろう。