エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.457
2015.11.28 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
ゲーミングモデルではないものの、同様のブラックとレッドのカラーリングを採用する「H110M Combo-G」。電源周りも十分な信頼性が確保された、侮れない廉価モデルだ |
「H110M Combo-G」の電源回路は、フルデジタル制御による「DigiPower」を採用。CPUやVcore、メモリに対し効率的かつ安定した電圧を供給できる。また電源フェーズは、廉価モデルとしては十二分な6フェーズ構成で搭載。基板には湿度に強い「High Density Glass Fabric PCB」(高密度ガラス繊維PCB)が採用されている。
「H110M Combo-G」が搭載するチップセットは、Skylake対応の最廉価チップである「Intel H110」。CPUの倍率変更やSLI、RAIDなどの上位機能がオミットされており、よりライトかつリーズナブルなマシン構築に向く。SATAやUSBのポート数も控えめながら、必要十分はしっかり確保されている。
搭載チップは、IntelがSkylake向けのエントリーチップとしてリリースした「Intel H110」。OCやSLIといった上位機能に対応しないほか、SATAなどのポート数も抑えられている | |
低発熱なため、シンプルな形状のヒートシンクを採用する。ヒートシンクの接地面にはサーマルシートが貼られ、2箇所でネジ止めされていた |