エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.457
2015.11.28 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
「H110M Combo-G」の最大の特徴といえば、やはりDDR4・DDR3コンボ仕様のメモリスロットだろう。最大2,133MHz動作のDDR4メモリもしくは最大1,866動作(OC)のDDR3 / DDR3Lメモリに対応し、それぞれ2スロットずつの計4スロットを実装している。デュアルチャンネル動作に対応するほか、DDR4スロットはXMP2.0、DDR3スロットはXMP1.3 / 1.2をサポート。それぞれ最大32GBを実装できる。
それぞれ排他利用となるDDR4とDDR3対応のメモリスロット。ソケット側から「DDR4-A1 / DDR3-A1 / DDR4-B1 / DDR3-B1」の順に並んでいる。デュアルチャンネル対応で、最大容量は32GBまで | |
赤のDDR4と黒のDDR3では、ラッチの形状も異なる。ピン数が異なるため挿し間違えることはないと思われるが、メモリ装着時にはよく注意したい |
Intel H110チップを採用の「H110M Combo-G」が備えるストレージポートは、SATA3.0(6Gbps)4ポートのみ。M.2など最新インターフェイスやオンボードRAIDには対応しないものの、ベーシックなマシン構成には十分。システムドライブにデータドライブ、光学ドライブを搭載してもお釣りがくる計算だ。5台を超えるドライブや高速ストレージを組み込みたい場合には、別途拡張カードを利用することになるだろう。
ストレージはSATA3.0(6Gbps)ポートを4基のみ実装。M.2などの最新インターフェイスには非対応ながら、ベーシックな構成のマシンにはこれで十分だろう | |
廉価チップのIntel H110搭載モデルのため、SATAポート数などは控えめ。上位チップのモデルに追加で実装される場所には、SATAポートの空きパターンも確認できる |