エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.457
2015.11.28 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1を筆頭に、PCI-Express2.0(x16 / x4動作)×1、PCI-Express2.0(x1)×1の計3スロットを備える。こちらも必要最小限を見据えたシンプルな構成だが、グラフィックスカードとプラスアルファの拡張カードを装着するだけなら全く問題ない。
PCIe(x16)×2(内1つはx4動作)とPCIe(x1)を備える。なおPCIe(x1)スロットは、汎用性の高いエッジフリータイプだ |
ゲーミングモデルのようなI/Oシールドに守られたオーディオ回路は、Realtek ALC887ベースの8chサラウンドに対応する。デジアナ分離基板やELNA製オーディオコンデンサが採用されるなど、廉価モデルとは思えない充実した装備だ。
「H110M Combo-G」が搭載するのは、廉価モデルらしからぬ本格派なオーディオ回路。Realtek ALC887ベースの8chサウンドで、ノイズの影響を防ぐデジアナ分離基板が採用されている | |
オーディオ回路用に用意された、ELNA製のオーディオコンデンサ。なお普段はゲーミングモデルなどと同様、電磁ノイズを低減するI/Oアーマーで回路全体がカバーされている |
バックパネルインターフェイスは、Intel I219VチップによるギガビットLANのほか、USB3.0×2、USB2.0×4、PS/2×1、オーディオ入出力を装備。ちなみに背面のオーディオ端子は6ch分であり、8chで出力する場合はフロントオーディオも同時に使用する。
また、ディスプレイ出力は、DVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1の3系統を装備。最大4K解像度出力に対応するほか、同時に2画面を出力できる。
IntelチップのギガビットLANや3系統のグラフィックス出力を備えた、「H110M Combo-G」のバックパネルインターフェイス。USBポート数もベーシックな構成なら不満は出ないだろう | |
オーディオ回路ごとバックパネルをカバーしているI/Oシールド。4箇所で基板にネジ止めされていた |