CPUクーラー有効スペース

内部構造セッションの最後に、CPUクーラーの有効スペースをチェックしておこう。ボディの高さ213mmの「Core 500」は、内部設計の最適化により、CPUソケット上部のエリアをトップ面まで全て利用可能。Cube型Mini-ITXケースとしてはクラス上位の高さ170mmを確保した。周辺への配慮も必要だけにあまり無茶はできないが、140mm口径ファンを搭載したハイエンド志向のサイドフロー型CPUクーラーも選択肢に入る。

CPUクーラーの有効スペースは、ミドルタワーPCケースと遜色ない高さ170mmを確保。とはいえ内部容積に限りがある事に変わりなく、周辺に余裕を持ったサイズを選択したい

「Core 500」の付属品総点検

ここでは「Core 500」の組み込みに必要な、付属品一式をチェックしてみたい。使用するネジ類はジッパー袋に小分けされ、お目当てのネジを容易に見つける事ができる。またモデル特有のネジは、HDD固定用の「3.5″ Drive Screw（6*32）」のみ。その他は、万一紛失しても辺りを見回せば代替品をすぐに用意できるだろう。なお個別の名称はマニュアルに準拠。同梱数も表記しているが、今後製造ロットを重ねるうちに変更される可能性もある。あくまで現時点の内容である事をお断りしておこう。

Motherboard Screw（M3）×4	3.5″ Drive Screw（6*32）×12
Power Supply Screw（6*32）×3	5.25″ Drive Thumbscrews（M3）×4
2.5″ Drive Screw（M3）×12	Cable Ties ×6
マニュアル・・・Fractal Designらしく、シーン毎に主役となる部位はブルーに色分け。日本語表記もあり、手順が丁寧に解説されている