モジュラーケーブルを総チェック

接続するケーブルを自由に選択できるフルモジュラー方式を採用する「RM1000x」。供給電力が大きいATX 20+4pin、CPU 4+4pin、PCI-Express6+2pinケーブルには、リップル抑制用のコンデンサが内蔵されているためメッシュ仕様のケーブルを、それ以外は取り回しが容易なフラットケーブルが採用される。

全長610mmのATX 20+4pinケーブル	全長650mmのCPU 4+4pinケーブルは2本付属。サーバー・ワークステーション向けや一部のハイエンドマザーボードでも変換ケーブルは不要
4本のPCI-Express 6+2pinケーブルは全長750mmあるため、余裕を持った配線ができる	4pinペリフェラルケーブルは750mm×3本で、いずれもコネクタは4つずつ搭載
SATAケーブルはSATAケーブルは750mm×1（3コネクタ）、850mm×2（4コネクタ）の計3本
	4pinペリフェラル-FDD変換ケーブルも同梱される

「RM1000x」の内部構造をチェック

封印シールを破りカバーを開封。もちろん製品保証は受けられなくなってしまうので、絶対に真似はしないようにしてほしい

ここからはケースカバーを取り外し内部構造をチェックしていこう。各種コンポーネントが整然と配置された美しい基板設計は、CORSAIRブランドらしいこだわり。また105℃対応の日本製コンデンサやノイズフィルタ、大型のヒートシンクなど高品質なコンポーネントを贅沢に採用しているのが確認できる。

各コンポーネントが整然と並ぶ「RM1000x」。垂直に配置された別基板も多用され、実装密度は非常に高い

冷却用ファンの実装スペースに合わせて高さも綺麗に揃えられている