エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.459
2015.12.07 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからはCORSAIR「RM1000x」を実際にPCへと組み込み、ベンチマーク実行中の電圧の変化をチェックしていこう。CPUにはメインストリーム向けLGA1151プラットフォーム最上位のCore i7-6700Kを、グラフィックスカードにはTDP 200WのRadeon HD 7950をチョイス。一般的なアッパークラスの消費電力想定した環境を構築している。なお詳細なテスト機材構成は以下の表を参照いただきたい。
まず初めは定番ストレステスト「OCCT 4.4.1:CPU」を使い、CPUのみに高負荷をかけた状態での変化を確認していこう。
「OCCT 4.4.1:CPU」による各電圧の変化 | |
「OCCT 4.4.1:CPU」による各電圧の最大/最小/平均値 | |
「OCCT 4.4.1:CPUTest」実行時の消費電力推移 |
PCの安定動作に最も重要な+12Vは、平均値で12.138V、最小値でも12.096Vまでしか下がらず優秀な結果。テスト実行中のグラフのブレもほとんどなく、CPUだけに負荷がかかった状態では出力にはほとんど影響はない。また+5Vや+3.3V出力については、さらにグラフのブレが小さく、ストレージを大量に増設するようなサーバー用途にも向く。