エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.461
2015.12.14 更新
文:AMI
次は「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を、DirectX 11モードの最高品質、解像度1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット(DSR表示)で実行。スコアに加えて、「レポート出力」で記載される平均フレームレートの結果をまとめた。
解像度1,920×1,080ドットの結果 | |
2,560×1,440ドットの結果。「DSR(Dynamic Super Resolution)」を使用して、フルHD液晶にて実行している | |
各解像度の平均フレームレート(fps) |
解像度1,920×1,080ドットは、とても快適評価、平均フレームレート48.4fpsと、問題なくプレイできる数値。2,560×1,440ドットは、スコアこそ3,705で評価も快適だが、平均フレームレートは30fpsを切っている。軽いレベリングや素材集めなどは問題ないが、24人レイドなどの大規模戦を行なうのは厳しいだろう。
ここからは実際にゲームをプレイしてフレームレートを計測していこう。まずは「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」(MGSV:TPP)だ。解像度1,920×1,080ドットの描画設定「High」と「Extra High」で、フレームレートを計測している。計測には「Fraps」を使用し、「エピソード5」プレイ中のフレームレートを60秒間計測。最小、平均、最大のフレームレートを出している。
なお、MGSV:TPPは、敵に見つからずに施設へ潜入するかがキモのステルスアクションゲーム。そのため、FPSのような激しい動きは必要ないのだが、カクツキのない滑らかな描画で遊ぶには50fpsを維持したい。また、フレームレートは、最大60fps固定になる。
ゲームプレイ中のフレームレート(fps) |
描画が最高品質になる「Extra High」でも最小フレームレートは53fpsを計測。滑らかな描画ができるボーダラインを越えている。実際にテスト環境で、1時間ほどじっくりプレイしたが、カクツキもなくスムーズに操作することができた。
プラットフォームで描画品質がまったく異なるMGSV:TPPは、是非ともPCでプレイしたいゲームだ。最高描画設定で快適に遊べ、PlayStation4より安価な2万円前半の「GeForce GTX 950 StormX Dual」は、PCでMGSV:TPPをプレイしたいユーザーのベストな選択肢かもしれない。