エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.470
2016.01.23 更新
文:GDM編集部 池西 樹
まずはじめに「Windowsエクスペリエンスインデックス」(WinSAT)を使い、「GB-BSi7H-6500」の基本性能を確認していこう。
Windowsエクスペリエンスインデックス(WinSAT) |
最もスコアの低い「グラフィックス」でも“6.1”、それ以外はいずれも“7.0”を超える好スコアを計測し、基本性能に何ら不安はない、また論理4コアに対応するため、すべてのコアをフルに利用する「CINEBENCH R15」以外は、実際のテスト中でもモタツキなどを感じることはなく、比較的重い処理をしている状態でも軽快な動作が期待できる。
次に「CINEBENCH R15」を使い、“Skylake-U”のハイエンドモデルCore i7-6500UのCPUコア性能をチェックしていこう。
CINEBENCH R15 |
シングルコアの128に対して、マルチコアは約2.7倍の345を獲得し、Hyper-Threadingが有効に働いているのが確認できる。ちなみに筆者がメインで使用しているCore i7-3570KのデスクトップPCのスコアはそれぞれ127と435。実4コアのためマルチコアこそやや及ばないもの、シングルコアは2世代前のハイエンドデスクトップCPUに匹敵する性能を備えている。
ここからはゲーミングベンチマークを使い、実ゲームの性能を確認していく。まずは定番オンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」だ。描画設定はAPIが「DirectX 11」と「DirectX 9」、解像度は1,920×1,080ドットと1,280×780ドットの2種で、描画品質は「標準品質(デスクトップPC)」を選択している。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
「DirectX 11」の1,920×1,080ドットこそ“設定変更が必要”となる厳しいスコアだが、それ以外はすべて“やや快適”以上を獲得する良好な結果。オンラインRPGの中では比較的重量級とされる「ファイナルファンタジーXIV」でも、フルHD解像度までなら、画質設定次第で、十分プレイできそうだ。