Powerスイッチおよびアクセスポート類

スイッチ類やアクセスポートは、フロントトップ部にレイアウトされる。右からPowerスイッチ、USB3.0ポート×2、マイク×1、ヘッドホン×1、Resetスイッチが並ぶ。ミドルタワーPCケースだけに、設置場所は床置きが多いと想定。これらをトップ部に設けることで、使い勝手はいいはずだ。

フロントトップ部の各種スイッチおよびアクセスポート。なおヘッドホン端子とResetスイッチの間には、アクセスLEDが内蔵されていた

「400Q」のトップパネルと性格を変える「サイレントカバー」

静音志向「400Q」の特徴のひとつとして、トップ面に装着済みに「サイレントカバー」の存在が挙げられる。
ボディ同色のマットブラックに塗装されたプラスチック製カバーには、マグネットを装備。シャーシ面に吸着させる事で、内部から発生するノイズを塞ぐ事ができる。一方で着脱し易いようにカットされたリア部分から「サイレントカバー」を取り外すと、ほぼ全体が通気孔になったシャーシトップ面が露わになる。そこは冷却ファンの増設スペースになっており、高エアフローPCケースとして性格を変えることができるというワケだ。

標準で装着されている「サイレントカバー」は、マグネットの磁力によりスチール製シャーシに吸着固定
「サイレントカバー」を外すと、シャーシ面にはほぼ同サイズの面積にわたり、通気孔が設けられていた
「サイレントカバー」裏面にはフロントパネル同様の「高密度遮音材」が貼り付けられている