「Manta」外観スタイルチェック

NZXT「Manta」の製品コンセプトおよび概要を掴んだところで、外観スタイルからチェックを開始しよう。カラープリントされた化粧パッケージは、実測W470×D290×H490mm。Mini-ITX対応のミニタワーPCケースだけあって、店頭からの持ち帰りでも苦にならないコンパクトサイズに収められている。

編集部に届けられたのは、サイドウインドウ付きのブラック塗装モデル。愛らしい”膨張デザイン”こそ、外観スタイル最大の特徴だ

湾曲したフロントパネルデザイン

真正面から観察すると、機能的なものは一切装備されていない「Manta」のフロントパネル。素材はABS樹脂製で、上下左右に湾曲したカーブが独特なフォルムを作り上げている。また極力装飾を無くし、中央の下部には僅かにロゴマークのみがあしらわれていた。
　なおシャーシには、左右合計6本のプッシュピンで固定。パネル下部を握り、ゆっくり引き剥がすようなアクションで、比較的力を込めずに取り外す事ができた。

手垢や指紋の汚れを嫌い、フロントパネル表面はマット仕上げ。湾曲したカーブと表面処理は触り心地がいい
シャーシには6本のピンで固定。両側面はメッシュ仕様で、通気性が確保されている
フロントパネルを取り外した状態のシャーシ面には、防塵フィルタを装備。標準搭載ファンも確認できる
	大判防塵フィルタは、下側2つのツメと上部中央1つのツメで固定。ワンタッチで着脱できる。なお寸法は実測で幅145mm、長さは約300mmだった

フロントトップレイアウトのアクセスポート

アクセスポートはフロントトップ部に用意。右側面縦にはUSB3.0×2ポート、ヘッドホン×1ポート、マイク×1ポートが並び、必要最低限の装備に留められている。なお左側には円形のPowerスイッチが装備される。

フロントフェイスデザインに抵触しない、フロントトップ部に用意されたアクセスポートとPowerスイッチ。なおResetスイッチの用意はない