エルミタ的「編集部で使ってみた」
2016.03.22 更新
文:GDM編集部 池西 樹
まずは「Windowsエクスペリエンスインデックス」のスコアを「WinSAT Viewer」にて計測。プロセッサの基本性能を簡単に確認していこう。
Windowsエクスペリエンスインデックス(WinSAT) |
まったく同じストレージを使用しているため「プライマリ ハードディスク」は変化がないものの、それ以外はいずれもCeleron G3900Tが優位なスコア。特にグラフィックスでは0.5ポイントと大きく差がついており、Skylakeではグラフィックス性能が特に強化されていることがわかる。またいずれもWindows 10の基本的な動作にはまったく問題のないスコアを計測しており、TDP35Wの省電力向けCPUでも一般的な作業には十分なパフォーマンスを備えていることがわかる。
続いて「CINEBENCH R15」を使い、CPUコア性能を確認していこう。内部アーキテクチャの変更により、Haswellからどの程度パフォーマンスが向上しているか楽しみだ。
CINEBENCH R15(cb) |
シングルコア、マルチコアともその差は約20%。Celeron G1820TとCeleron G3900Tの動作クロックの違いが約8%ということを考慮すると、クロックあたりの処理性能は約10%強向上している計算で、アーキテクチャの変更による効果がかなり大きいことがわかる。