懐かしのPCパーツ図鑑番外編
2016.05.05 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「VB6002」の概要を把握したところで、ここからは詳細検証を進めていくことにしよう。独自ロック機構のモバイル向けCPUソケットをはじめ、IDEコネクタやDDR2メモリスロットなど、珍しいコネクタやインターフェイスを見ることができる。
モバイル向けCPUソケットとなる、Socket 479。デスクトップPC用のSocket 478と外観は似ており、ASUSからは変換用の下駄「CT-479」も発売された | |
ソケット上部のネジを左に回すとロックが解除され、CPUをソケットから取り外すことができる | |
FSB400MHz、動作クロック1.5GHzのVIA C7M 1.5GHz。製造プロセスは90nmで、ダイサイズは30m㎡と非常にコンパクト | |
搭載するCPUの設定は、CPUソケット上に配置されたCPUセレクト(画像左上)、CPUファンコネクタ横に配置された電圧(画像右上)、システムファンコネクタ横に配置されたFSB(画像左下)の3つのジャンパピンで行う |
チップセット用のヒートシンクを取り外したところ。チップセットはノースブリッジとサウスブリッジの2チップ構成 | |
グラフィックス機能を内蔵するノースブリッジVIA「VN800」 | ストレージやインターフェイスなどを制御するサウスブリッジVIA「VT8237R」 |
ノースブリッジ・サウスブリッジの冷却を一手に担うヒートシンク。基板には2本のプッシュピンで固定されていた |