最終更新日 2024年12月4日 18:25
最終更新日 2024年12月4日 18:25
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.490
2016.05.23 更新
文：GDM編集部 絵踏 一
 |
|
| 高い信頼性を実現する「SF600」の内部構造を確認すべく、いざフレームを開梱。通常であれば7年間の長期保証を棒に振る行為であるため、実際に開封するのはやめた方がいいだろう | |
ここからは「SF600」のフレームを開梱し、極小サイズのボディに詰まった内部構造を直に観察していこう。7年間の長期保証を可能にするハイレベルな信頼性は、ミニマムなハイエンドマシンの安定動作における最重要の要素だ。すべての液体・固体コンデンサに日本メーカー製の105℃品を採用するなど、高品質なコンポーネントを選りすぐって実装。さらに過電圧保護（OVP）、過電流保護（OCP）、過温度保護（OTP）、ショート回路保護（SCP）といった、各種保護回路も抜かりなく搭載している。
 |
|
| 奥行き100mmの狭いフレーム内部に、ギッシリと搭載されているコンポーネント。サイズ的な制約もあり、実装密度はかなり高めだ | |
 |
|
| 内部のほぼ中央に配置されていたメイントランス | |
 |
 |
| ヒートシンクを挟んで実装されているサブトランス | |
 |
|
| 日本ケミコン製の105℃コンデンサ。すべてのコンデンサは、高品質な日本メーカー製だ | |
 |
 |
| 各所に配置された固体コンデンサにも日本メーカー製が採用されている | |
 |
 |
| 各種保護機能を備えるハウスキーピング回路 | 電源入力部分には、ノイズの混入を防ぐEMC / EMIノイズフィルタを備える |
 |
|
| 底面フレームを取り外すと、メイン基板の裏側を覗くことができる | |
 |
 |
| フレームを取り外した状態のモジュラーコネクタ。コネクタ形状の切り抜きを備えた底面フレームは、合計6箇所でネジ止めされていた | |
 |
 |
| Advanced PowerElectronics製AC / DCコンバータ「04N60H」 | Silicon Labs製ゲートドライバ「Si8233BD」 |
 |
 |
| 基板上に実装されていたMOSFET。なお、この部分は熱伝導シートで金属製の中間フレームに接触している | |
 |
 |
| Champion製のSLSコントローラ「CM6901X」 | 同じくChampion製シングルPFCコントローラ「CM6502UHHX」 |
 |
|
| 搭載する冷却ファンは、CORSAIRの92mmファン「NR092L」。回転数は最大3,950rpmで、ライフルベアリングを採用している | |
 |
 |
| ファンコネクタは2pin仕様。メイントランス近くのコネクタに接続されている | |
