エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.491
2016.05.25 更新
文:GDM編集部 Tawashi
もうひとつ、ハードウェアテッセレーションを駆使した重量級の3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」による結果を確認してみよう。プリセット設定は、DirectX 9のAPIを使う“Basic”と、DirectX 11のAPIを使う“Extreme”の2種類を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic”(fps) | |
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme”(fps) |
DirectX 9ベースの”Basic”では、Average FPSが148.5FPS、MaxFPSでは259.5FPSを記録。一方DirectX 11ベースの”Extreme”では、Average FPSが44.8FPS、MaxFPSでも99.6FPSを記録した。「Sycom Premium-Line H170FD-MINI」はゲーミングBTOという位置づけではないが、搭載するグラフィックスカードのポテンシャルとしては、十分ゲームプレイが楽しめるモデルだ。
ベンチマークセッションの最後は実際のゲームプレイ時を想定し、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」の公式ベンチマークを使い計測を進めていく。APIはDirectX 9とDirectX 11、品質設定のプリセットは“最高品質”、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択した。
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
高解像度環境を含め、スクウェア・エニックスの指標である“非常に快適”を満たす7,000を上回っており、数値自体に不満はない。ゲームをする際に気になる解像度の1,920×1,080ドット時(DirectX 11)も7,211を記録するなど、標準仕様のままでも十分ゲームプレイを楽しむことができる。