エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.497
2016.07.11 更新
文:GDM編集部 池西 樹
テストには10コア / 20スレッドのCore i7-6950XをはじめとするBroadwell-E環境を使用。マルチスレッド処理が重要なゲームでは特にパフォーマンスが期待できる |
ここからは、「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」とBroadwell-Eの最上位モデルCore i7-6950Xを組み合わせたハイエンドゲーミングPCを構築し、その気になるパフォーマンスを検証していく。ベンチマークテストでは、「Gaming APP」から「OCモード」「ゲーミングモード」「サイレントモード」の3種類のプリセットを選択。さらに比較対象として、使用しているユーザーも多いであろうMaxwell世代のハイエンドGeForce GTX 980搭載モデル「GTX 980 GAMING 4G」を用意した。
純正ユーティリティ「Gaming APP」に用意されるプリセットは、PC起動中にリアルタイムに変更できる | |
「Gaming APP」にはAndroid版も用意されており、スマートフォンやタブレットからモードを変更することもできる | |
「OCモード」。「GPU-Z」ではベースクロック1,709MHz、ブーストクロック1,848MHz、メモリクロック10,112MHzで認識。なおテスト中のコアクロックは最高1,987MHzまで上昇した | |
「ゲーミングモード」でも、ベースクロック1,683MHz、ブーストクロック1,822MHzで、リファレンスから約5%ほどクロックが向上 | |
「サイレントモード」は、ベースクロック1,608MHz、ブーストクロック1,747MHzでほぼリファレンス相当 | |
比較対象にはGeForce GTX 980を搭載する「GTX 980 GAMING 4G」を用意。注意深くチェックすると違いはあるものの、その外観は非常に似ている | |
「GTX 980 GAMING 4G」のコアクロックはベースクロック1,190MHz、ブーストクロック1,291MHz。リファレンスから約10%クロックを引き上げたチューニングモデルだが、「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」ではどこまで性能が向上しているのか楽しみだ |