エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.505
2016.08.09 更新
文:GDM編集部 池西 樹
テスト用のマザーボードには、同じくモノトーンカラーを採用するMSI「Z170A KRAIT GAMING 3X」をチョイスした |
ここからは「GeForce GTX 1070 ARMOR 8G OC」をPCに組み込み、各種ベンチマークソフトにより実力を検証していく。テスト環境には現在最も標準的なメインストリーム向けSkylakeプラットフォームを用意。比較対象として、リファレンス準拠の「Founder’s Edition」を使い、独自チューニングやVGAクーラーの能力にどのような違いがあるのか確認することにした。なお詳細なテスト環境は以下通り。
まずは3Dベンチマークテストの定番「3DMark」のスコアから確認していこう。プリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」の他、「Fire Strike“Ultra”」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の計4種類を選択している。
Time Spy | |
Fire Strike“Ultra” | |
Fire Strike“Extreme” | |
Fire Strike |
グラフィックス性能が素直にスコアに反映されるGraphics scoreは、いずれも約5%スコアが向上。公称ブーストクロック(約4%)以上の差がついており、「GPU Boost 3」の効果が大きく影響していることがわかる。またこれに伴い、総合スコアやCombined scoreも順当にスコアを伸ばし、チューニングモデルのメリットが明確に結果に表れている。