エルミタ的「編集部で使ってみた」
2016.08.25 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて編集部に届けられた評価サンプルを画像でチェックしていこう。液晶パネルはW140×H78×D2mm / 約40g、インターフェイス基板はW128×H30×D6mm / 約13gで、両者を合わせても重量はわずか約53gの超軽量級。持ち運びもまったく苦にならず、ケースさえ自作できればモバイルノートPCのサブディスプレイとして現実的な製品と言えるだろう。
6インチサイズながらWQHDの高解像度表示に対応する液晶パネル。表面には保護シートが貼り付けられているため、本格的に使用する際には忘れずに剥がしておこう | |
インターフェイス基板と接続するフィルムケーブル。稼働部の長さは約20mmと短いため引っ張り過ぎないように注意する必要がある | |
シルク印刷されている型番から、採用されている液晶パネル「TF60010A-WURN」と考えられる | |
各種インターフェイス類がまとめられた変換基板。四隅には固定用のネジ穴が設けられている | |
PCとの接続インターフェイスはmicroUSBポート(左)と、miniHDMIポート(右)の2種 | |
フィルムケーブルを接続する45pinコネクタ。その横にはヘッドフォン用の3.5mmミニジャックも実装される | |
32bitセキュアマイコンSTMicro「ST32」 | HDMIインターフェイスブリッジチップ東芝「TC358870XBG」 |
UARTブリッジチップSILICON LABS「CP2102」 | 基板裏面にはチップ類は一切実装されていなかった |
液晶の組み立ては、インターフェイス基板にあるコネクタのカバーを開き、液晶パネルのフィルムケーブルを白いラインに合わせて差し込み。その後、コネクタのカバーを閉じるだけの3ステップで完了。ケーブルの向きも白いラインで確認できるため、特に戸惑うことなく進めることができるはずだ。